「トランスミッション専門メーカーとしての成長のカギを握るのが産業機械部門です」
商品開発部 設計課
H.S.さん
工学部 機械工学科卒業
2013年入社
群馬県出身
7:30
出社。本日は会議の為芳賀工場へ。
8:00
始業。産業機械部門図面適正化チームの会合で進行係を務める。
9:00
会合終了。関係部署と改善事項を話し合い、対応を決定した。
10:00
本社へ移動。会合内容をまとめ関係者に展開。
11:00
先程の会合で挙がった設計課での課題事項に取り組む。
12:10
社員食堂で昼食。
12:50
農業用運搬車向けのトランスミッションの試作図面作成。
15:00
上記トランスミッションの設計変更点の明細など、添付書類を作成。
16:00
上記TMの図面と添付書類を提出。点検、修正を受ける。
17:00
技術棟内の清掃活動し、退社。
産業機械向けのアクスル(車軸部品)やギヤモータの開発設計を担当しています。
産業機械というとイメージが湧きづらいかもしれませんが、製氷機や耕運機、高所作業車、ゴルフカートやシルバーカートなど、多くは皆さんの身近にあるものです。
商品開発においては、まずお客様から製品仕様や要望を丹念に聞き取り、それに見合ったものを設計します。さらに最終的に製品化に至るまで、お客様はもちろん、生産技術や製造といった社内の関係部署と何度も調整を重ねます。
お客様のご要望に加え、製造コストや工程内での課題をいかに解決できる案を示せるかが、キーになってくる仕事です。人が乗用する機械もありますので、製品の安全性を担保する強度計算の際には一段と緊張感を持って臨んでいます。
お客様との折衝から、設計作業での緻密な強度計算、製図作業と、一つのものを製品化するには多くのプロセスをたどらなければなりません。強度計算を重ね、試作したモノが計算結果通りの強度を発揮した際は充実感がありました。
さらに製品が試作から量産へと進むにつれ、頭の中にしかなかったものが現実のモノとして形になっていきます。この点はものづくりの醍醐味と言えるのではないでしょうか。
自動車業界への憧れは以前から持っていました。
当社はもちろん自動車部品を主力として成長し続けています。
しかしそれだけではなく、産業機械部門という、もう一つの柱を持っています。この柱を軸に、トランスミッション専門メーカーとして自立し、独自技術の開発を目指す姿勢に感銘を受けました。
県内で働きながら、世界を相手に自分の仕事を展開できる環境にも魅力を感じました。
転職が一般的な世の中ですが、働くこと自体は数十年続きます。
興味のないことは長続きしません。自分のやりたいことを軸にして企業探しをされてはどうでしょうか。また、仕事内容も重要ですが、自分が人間らしく生活するために、休日の数や有給休暇の取得状況などの数値データを知ることも重要な点だと考えます。